おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

NHK

映像の世紀バタフライエフェクト ふたつの敗戦国 NHK

ドイツと日本 その敗戦が残したもの

同胞からも棄民扱いされたドイツ人、日本人

さらには、残留孤児として不遇な人生を送らねばならなかった人々
福島原発震災での立ち入り立ち入り禁止地域が、引き上げ者たちによる開拓地であった事。

ポケモンGoの開発者が、そんな中国残留孤児の孫(父は中国人)であったことなどを
丁寧な取材と資料で綴る。

戦争という絶対悪がいかに人間を壊し、狂わせるのか。
そして、いつも弱い立場の人々が最もひどい仕打ちで苦しむのである。







統一教会の闇

旧統一教会関連団体トップに問う 教会と政治、安倍元首相との関わり - クローズアップ現代 - NHK




録画してあるので見ますかね。

それにしても、やっとNHKが取材し始めたのですかね。

安倍3代に食い込んだカルト宗教
是非とも他の宗教団体にも踏み込んで欲しいものだ。

嫌韓の皆さんやネトウヨな皆さんは口を閉ざしているようですが、
こんな日本の政治体制をどう考えているんでしょうかね?



ガラスの巨塔 今井彰 幻冬舎 2010

図書館本 

今井さん(1956- 、2009年4月、NHKを依願退職。)の自らが手がけた番組を基に書かれた「赤い追跡者」(2013)が非常に良かったので、本書も読んでみた。

小説の形を取っているが、おそらくノンフィクションとしてのNHK内部の出来事だろう。
プロジェクトX(本書ではチャレンジX、2000-2005)のディレクター、その後エグゼクティブプロデューサーとしての自叙伝であろう。

NHK内部に蠢く権力闘争、男の嫉妬、内部告発と怪文書。巨大メディアにおける問題点が次々に露わになる。
そして政界とNHKの繋がり等々。

男という動物はどうしてここまで肩書や地位、名誉、権力に拘り、嘘をつき不正をしてまで生きようとするのか?
会社という存在は誰のためにあるのか?
公共メディアは誰のために存在するのか?

昨今の政治主導のNHK人事などを報道で見聞すると、まさに本書の中で描写される独裁者とその取り巻き、そして常に次の権力の座を狙う派閥の存在が見え隠れする。

それにしても、もし、本書の中で問題とされた合唱クラブの顧問の教師の言動が本当であるなら、トンデモない虚言癖な人物をプロジェクトXで取り上げた事になりますね。

ガラスの巨塔
今井 彰
幻冬舎
2010-02-25

NHK 戦後史証言プロジェクト第1回 湯川秀樹と武谷三男

放送予定|NHK 戦後史証言プロジェクト

再放送あります。7月12日 是非

科学者の社会的責任を湯川と武谷の二人から考える。
そして、高木仁三郎との絡みも。

科学者が政治に絡め取られていく歴史もよく映像としてまとまっています。
正力、中曽根、御用学者達

果たして現在の科学者が社会的責任を自覚して研究をしているのか?

1938年 オットー・ハーン原子核分裂発見 44年ノーベル化学賞
1955年7月 ラッセル・アインシュタイン宣言 湯川秀樹も署名 アインシュタインは3カ月後に逝去
1957年7月 カナダ、第一回パグウオッシュ会議 湯川秀樹、朝永振一郎、小川岩雄が日本から参加

核廃絶というパグウオッシュ会議の本質がやがて核軍縮に変色していく歴史は、下記の唐木さんの著作でも分かります。

また3.11以来自分の無知を痛感し、読んだ本、映画等をまとめてみました。参考になれば幸いです。
その1.
その2.
その3.
その4.



この番組で示唆していた、高木さんと武谷さんの立ち位置の違いは知りませんでした。(これまた無知、、)

以下転載


【再放送】2014年7月12日(土)午前0時00分〜午前1時30分(金曜深夜)

ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹とその共同研究者、武谷三男。戦時中、原爆開発に関わった二人は、戦後「科学者の社会的責任」を唱え、原子力の平和利用のあり方を模索する。

武谷は、広島を訪ね、原子力が二度と軍事利用されない研究の枠組みが必要だと考え、原子力研究の「自主」「民主」「公開」の三原則を主張した。1956年原子力委員会の委員となった湯川は、海外からの原発の早期導入を進める方針に対し、自主的な基礎研究を重視するよう主張し、辞任。晩年まで、核兵器の廃絶、核なき世界を訴えた。

湯川たち物理学者は「原子力」とどう向き合い、その未来をどう見つめたのか。




NHKに中立公正さを求めてはいけないのね リニア

リニア来年度中に着工へ - NHK山梨県のニュース


養老先生もバカの壁等に書いていたと思うけど、中立、公正、客観などという事をNHKに望んではいけない良い事例。

リンクは1日程度で切れるので張っておきます。
まさに発表報道(企業や行政の発表をそのまま貰って流すこと)。
本来のメディアの義務は調査報道なのですが、すでにNHKにはそのプライドすら無いようです。
まさに企業や行政のメディアコントロールの思うままに報道されているわけです。

着工という記事を打つために調査を全くしてません。
環境評価準備書に対する、審議会、知事意見書すら終わってない。
さらに、工事着工の大臣認可も無い段階でこの見出しを出す愚かさ。


リニア来年度中に着工へ


13年後に東京・名古屋間での開業を目指しているリニア中央新幹線についてJR東海は来年度・平成26年度中に国からの認可を受け、建設工事に入りたいとしています。
リニア中央新幹線についてJR東海は去年、山梨県内にある実験線をこれまでの2倍以上の42.8キロに延長し、営業用の車両を使った走行試験を始めたほか、詳しいルートや駅の位置などを盛り込んだ計画案を公表し、実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。JR東海では計画案に対してことし3月までに山梨をはじめ、東京、神奈川、長野など沿線の都や県の知事からの意見を集め、リニアの建設工事や環境への影響をまとめた「評価書」の作成に入ります。そしてことし夏ごろに国に評価書を提出し、平成26年度中には国からの認可を受けてルートの測量など建設工事に入りたいとしています。
また、平成26年度は山梨県都留市にあるリニア実験センターで一般向けの試乗会も開くことにしています。

01月02日 09時20分

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