図書館本

元経産省官僚の方の著作

電気無くして生活無しな社会であるこは誰でも認識している。
しかし、本邦での電力の歴史(会社史などかなり詳しい)を紐解き、3.11原発震災を経て、今後の日本のでの電力問題を詳しく説明しています。
エネルギーミックス、地域による電力供給の差異
火力、水力、石炭、再生可能エネルギー、原発等々

そして、貯蔵の困難性(蓄電池の進化はあるが、現状、揚水発電)
原子力政策の困難性(再稼働問題、使用済み燃料処理問題等々)

果たして、日本は今後、どの様に電力問題に対峙していくのか。
多くの参考文献も提示して、我々に問いかけている。