人口増へ反転攻勢 「コロナ後」見据え 早川町、SAで特産品を販売/小菅村、移住者向け村営住宅 /山梨 | 毎日新聞
リニア残土でダンプ爆走、雨畑ダムの違法投棄で静岡県から告発
そんな早川町に誰が移住するの?
こんな提灯記事に騙されませんように。
さらに調べれば健康被害の問題が過去にあった事もわかりますよ。
994人 早川町/693人 小菅村
春先に人口が大台を割り込んだ早川町と小菅村が、アンテナショップの開店や公営住宅の建設など「コロナ後」を見据えた人口増に向け攻勢に転じている。リモートワークや地方移住などが広がる中、東京に近い地の利を生かし「人を呼び込む風が吹き始めた」と躍起だ。【山本悟】
中央自動車道の上り線双葉サービスエリア(SA、甲斐市)。レストランの一角に今年3月、早川町のアンテナショップが開店した。山ぶどう、町内産の雨畑茶を使ったアイスクリームやゼリー、さらにジビエ(鹿肉)の真空パックなど特産品約40品目とパンフレットが並ぶ。新型コロナワクチン接種の広がりを見込み、コロナ後の観光誘客と、今秋の中部横断道の全線開通による静岡方面への旅行者らに町をPRしようと企画。4月24日には下り線の談合坂SA(上野原市)にも出店。2店とも大型連休に商品を補充する売れ行きだった。
高度成長期の1960年に人口が1万人を超えた同町は、相次ぐ水力発電所の建設終了などで人口減少に歯止めがかからず、今年3月1日に994人と1000人の大台を割った。全国町村会(東京都)によると、全国で人口が最少の「町」だという。現職首長で全国最多選(11選)の辻一幸町長(80)は「コロナ後に、移住や観光などで近場の山梨に逃げ込んでくる東京圏の住民を町が吸い上げる。この風を逃さない」と意気込む。
4月1日で693人と700人を切った小菅村は、今年に入って移住希望者の照会が目立ち始めた。住居として公営住宅の空き室や空き家などを紹介しているが、3月には移住を希望する2組の家族に対し、条件に合った家を紹介できず断った。そこで、人口減少にもかかわらず、新たに今年度予算で約5800万円を投じて、世帯用と単身者用の村営住宅計3棟の建設を決め、今年中に完成させる。また、移住に向けたお試し住居用や観光用に短期で小規模村営住宅1棟を貸し出す計画だ。
小菅村の舩木直美村長(63)は「コロナ禍の逆風を追い風に転じ、村の人口を増やしたい」と胸を張る。