図書館本

婦人画報への連載を加筆、再構成

人生のベスト10作品に入ると思う。

龍一さんが、ここまで莫大な書を読み込んでいることを本書を読むまで知らなかったし
自分の無教養、無知さを痛感した1冊であった。

坂本音楽の世界は、膨大な量の読書、膨大な数の映画やドラマ、そして素晴らしい自然との邂逅の中から生まれた事が理解できる。

哲学、民俗学、人類学、科学等々、その広がりは無限であり、同時並行に進む読書がさらに視野や見識を広くしていく。

3.11以降の龍一さんの活動を見ても、自然との共生、脱原発、反戦(昔からですが)、生活弱者への深い思いやり。

今も天国で思う存分に読書しているんでしょうね、龍一さん。

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坂本図書
バリューブックス・パブリッシング
2023-09-27