おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

リニア不要論

リニア不要 樫田さん

開業までさらに60年…リニア計画は「日本のサグラダ・ファミリアです」取材歴20年のジャーナリストが看破|日刊ゲンダイDIGITAL



誰のための公共交通なのでしょう?
自然を大破壊し、沿線住民の環境を破壊する。

是非、リンクから記事をお読みください。

「夢の超特急」は夢のままなのか。JR東海が進めるリニア中央新幹線の開業予定は当初の2027年から、今年3月に「34年以降」にズレ込んだ。古くは1960年代にさかのぼるリニア計画は、いよいよ「100年の計」の感を帯びてきた。リニア問題を20年にわたり取材するジャーナリストは「リニアは人を幸せにするのか」と疑問を投げかける。





水枯れ リニア 岐阜 

ハイハイ
隠せなくなったJR東海

山梨実験線でも渓流を殺し、水枯れ

静岡のせいで完成が遅れるとフェイクの垂れ流しJR東海

この岐阜の例はまだまだ、静岡でのリスクを考えれば軽微でしょう。

大井川流域を考えると、岐阜どころではありませんよね。










これは2023年長野県大鹿




これ2019年山梨

リニア不要 石破さん

「リニアはつまらない」 鉄オタ・石破茂さんが嘆くワケ | 毎日新聞




昭和の3大馬鹿査定再び
過去を検証しないでバカが暴走 まったく懲りない愚かな人々

以下記事

政界随一の鉄道好きとして知られる自民党の石破茂元幹事長は、リニア中央新幹線に一家言を持つ論客だ。リニアに需要はあるのか、国の融資を使う理由は十分説明されているのか、地方の鉄道は置き去りではないか――。石破氏が抱く疑問は尽きない。そして、こうも漏らした。「鉄オタとしてさ、リニアほどつまらないものはない」

【聞き手・原田啓之、佐久間一輝】
リニアの議論「熟していない」

 ――リニアのトンネルは静岡県北部の南アルプスを通るため、そこを水源とする大井川の流量が減少する懸念があります。静岡工区の着工に反対してきた県知事の川勝平太氏が、職業差別と取れる問題発言の後に辞職しましたが、リニアに対する川勝氏の姿勢をどう見ましたか。


 ◆川勝氏と議論したことはないが、絶対にリニアに反対ってことではなかったのではないかな。工事で大井川の水が枯れちゃうんじゃないか、農業用水はどうなるのか、といった疑問にきちんと納得いくように答えてちょうだい、ということではなかったでしょうか。

 ただ、今度の辞職は実に唐突というか、がっかり。(失言は)あまり適切な発言とは思えないので、辞め方は残念です。


 ――26日投開票の知事選では、有力な候補者が相次いでリニア推進を掲げています。

 ◆静岡工区をどうすべきかについてはいろんな世論調査があり、質問の仕方によって全然答えが違う。(県民の)反対が多いとか賛成が多いとか一概には言えない。ただ、水源の問題は本当に大丈夫か、きちんと答える義務が施工者側のJR東海にはあります。

 ――静岡県民からは、リニアをつくったところで県内に駅ができるわけでもなくメリットがあまりない、という声が聞こえます。

 ◆「うちに何のメリットがあるんだ」と言い出したら、いろんな計画が成り立たなくなっちゃいます。それよりも、静岡工区に限らず、そもそもリニアって何だったのか、本当に東京から大阪まで通すリニアが必要なのか、という議論が十分成熟したと私は思っていないです。
「のぞみ」は遅い?

 ――JR東海はリニアをつくる意義について、東京―大阪の輸送を二重にして東海道新幹線の老朽化や大規模災害に備えることと、移動の時間短縮と説明しています。東京―大阪は東海道新幹線で約2時間半なのに対し、リニアは67分で結びます。


 ◆1980年ごろ、(旧国鉄は)東海道新幹線を半日くらい運休して「若返り工事」をしていたけど、最近はしていないね。東海道新幹線が老朽化したからリニアが必要というのは、論理の飛躍がないだろうか。

 昭和30年代に、ビジネス特急と言われた特急「こだま」が(在来線の)東海道線を走り始めた頃、東京―大阪は約6時間半かかりました。スピード、輸送力の面においても東海道線が限界に来ていたので、東海道新幹線をつくることには十分な合理性があった。

 ところが今、東京―大阪を2時間半で走る「のぞみ」が遅いと思う人は、どれぐらいいるのか。そう思う人は飛行機に乗るでしょう。もっと速い電車へのニーズは、どこにあるのだろうね。

 リニアだと、東京―大阪が67分といっても、出発は品川からだし、駅は大深度の地下にある。駅での乗り換えを含めたら、時間はもっとかかる。そういうところまで検証されているのか。少なくとも私は納得したことがないですね。

「破格の融資」

 ――リニアはJR東海が自己資金で整備する計画ですが、工事を早めるため国の財政投融資3兆円が充てられます。

 ◆これから人口が減り、2100年には日本の人口は5200万人になっているかもしれない。利用者、料金をどう設定するのか、という疑問もある。

 国民負担を一切求めないと言っていたにもかかわらず、結局は3兆円の財政投融資を使っている。私は昔、銀行屋でしたけど、(今回の財政投融資のように)約30年間も(返済)据え置きの融資を聞いたことがない。民間では絶対ない、破格の融資だったに違いない。

 私が自民党の総務会のメンバーのときに、リニアの計画が総務会に諮られました。もちろん安倍(晋三)さんの全盛時だから、皆さん賛成でした。

 だけど、このリニアによって東京―名古屋―大阪が一つの「スーパー・メガリージョン」になって地方の発展につながると言われるが、その理屈がよくわからない。東京一極集中から、メガリージョン集中へ加速するだけじゃないのか。

 10兆円を超えるとも言われる建設費を使って、リニアがめでたくペイできた(採算が取れた)としても、それが地方の発展につながらないと、結局は国力が衰退する。そのお金があったら、地方の鉄道を高速化するとか、利便性向上とかにもっと使えるんじゃないでしょうか。
「安倍さんと葛西さんでないと」


 ――政府は3兆円を融資してでもリニアを早くつくらせようとしているのに、地方の鉄道への支援は不十分だということですか。

 ◆そこには思想の問題もあります。なんで鉄道だけは鉄道会社がインフラも整備するのか。例えば、JAL(日本航空)やANA(全日空)が羽田空港をつくって維持費を出せと言われたら、経営が成り立たない。

 鉄道という公共インフラは赤字だろうと、税金で維持すべきものです。二酸化炭素の問題やドライバー不足で、鉄道の重要性は増しています。欧州では、なるべく飛行機を減らして鉄道に振り替えている国もあります。

 ところが、日本ではそういう議論がほとんどない。「夢の超特急」の令和版みたいな話ばかりが先行して、本当にそれでいいのかなって思いはあります。

 ――政府はなぜ財政投融資を使ってまで、リニアを前倒しでつくろうとしたのでしょうか。

 ◆そこは安倍さんと葛西さん(葛西敬之・JR東海名誉会長、2022年に死去)でないとわからないでしょう。(2人は)頻繁に会っていたけど、そこで何が話し合われたんだろうね。

 国民負担に値するものであれば、ちゃんとそう言えばいい話ですよ。私がそう言うと、安倍批判みたいに思われるんだけど、そんなこと言ってるんじゃない。ちゃんと(国民に)わかるように説明してほしいんです。

 ――リニアは工事が進んでいて、駅の予定地周辺でも用地取得が進んでいます。この段階で計画を止めることは、あり得るのでしょうか。

 ◆太平洋戦争が止められなかったように、「何とかなるさ」と始めたプロジェクトっていうのは止まらないのかもしれない。

「納税者が納得する説明を」

 ――リニア計画を止めた方がいいと思いますか。

 ◆(JR東海や政府が)疑問にちゃんと答えて、私が「なるほどね」と思ったら、リニア大推進派です。私は反対派じゃありませんから。そういう疑問にちゃんと答えないまま進むことが、リニアの計画にとっても不幸なことではないか。財政投融資とか国のスキームを使うのであれば、納税者が納得する説明をしていただきたい。

 でも、鉄オタとしてさ、リニアほどつまらないものはない。景色が見えないんですよね。車内は狭い。車内販売もきっと来ない。旅ではないね。もうあれは移動だよ。高速地下鉄だよね。別にリニアに恨みはないんだけどさ。
石破茂(いしば・しげる)さん

 1957年生まれ。鳥取県出身。慶応大卒。銀行員を経て、86年の衆院選で初当選。防衛相、農相、地方創生担当相、自民党幹事長などを歴任。政界屈指の「鉄道オタク」として知られ、自身のユーチューブチャンネルで「乗り鉄(客車派)」かつ「呑(の)み鉄」と公言する。


リニア不要論 by 石破茂

「リニアに何の意味があるかよく分からない」 鉄オタ・石破茂氏が語る、本当に必要な鉄道整備とは: J-CAST ニュース





鳥取出身で鉄オタの石破さんとしては、リニアより地方ローカル線だろうとは想像に難しくない。
しかし、しっかりとリニアの問題は取られえている。


続編



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