図書館本 お勧め
今は研究者である筆者が大学時代からの経験をメインに一般の人々に分かりやすくサイエンスの面白さや厳しさを綴っている。
単に実験室で実験だけして論文を書いている研究者とは違うのである。
まさに「野の学問」がしっかりと世界を相手に論文という手段で実績として積み重ねられていく。
不思議な事、分からない事だらけの自然の中に、実は多くの真実や環境問題解決の手段が
存在することが分かります。
以前、アラスカでの研究だったかと思いますが、クマが捨てた食べ残しのサケの死骸は,実は森を豊かにする栄養分であるとの発表がありました。
本書ではクマのウンコ解析から、クマによる種子の拡散による森の多様性維持の役割が指摘されました。大発見ですね。
今や、GPS,小型カメラ等々の研究機材となるアイテムも増えてきて、より深い研究も出来る様になったとあります。
私たちはクマや森の姿を研究することで、人間の果たすべき役割が分かってくるのだと思います。
著者らのこれからの更なる研究の発展を願っています。
今は研究者である筆者が大学時代からの経験をメインに一般の人々に分かりやすくサイエンスの面白さや厳しさを綴っている。
単に実験室で実験だけして論文を書いている研究者とは違うのである。
まさに「野の学問」がしっかりと世界を相手に論文という手段で実績として積み重ねられていく。
不思議な事、分からない事だらけの自然の中に、実は多くの真実や環境問題解決の手段が
存在することが分かります。
以前、アラスカでの研究だったかと思いますが、クマが捨てた食べ残しのサケの死骸は,実は森を豊かにする栄養分であるとの発表がありました。
本書ではクマのウンコ解析から、クマによる種子の拡散による森の多様性維持の役割が指摘されました。大発見ですね。
今や、GPS,小型カメラ等々の研究機材となるアイテムも増えてきて、より深い研究も出来る様になったとあります。
私たちはクマや森の姿を研究することで、人間の果たすべき役割が分かってくるのだと思います。
著者らのこれからの更なる研究の発展を願っています。