3.11ボランティアで何度か東北を訪問したものとしては、物語が進むに従い
胸が締め付けられる思いがしました。
特に、東京から車で東北に向かうシーンで、何か所が出て来る
巨大防潮堤という復興の名で作られた巨大公共事業インフラ。
自然を管理し征服出来るといる人間の愚かさを感じざるを得ませんでした。

すずめの母親を探すシーンは、実際には多くの3.11の被災者、そして原発震災として、故郷にすら戻る事が出来ない人々が実体験した事なのだと。

素晴らしい作品でした。