読売新聞グループ本社 渡辺恒雄代表取締役主筆が死去 98歳(2024年12月19日掲載)|日テレNEWS NNN
代表取締役主筆の肩書で亡くなられたというのも凄い。
ジャーナリストとして、政治家に食い込み、政界にも強い影響力があったという。
巷では、ガリガリの保守の様に言われるが、自分にとっては
朝日の主筆をされた若宮さんとの対談本が印象深く、やはり戦争経験者は、反戦、非戦への
想いが強く、歴史認識がしっかりしていると感じる。
読売新聞 渡辺恒雄会長との対談(月刊論座 2006年2月号)で渡辺さんは靖国神社の遊就館を見て仰天し、厳しい靖国批判に転じた。「軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」 A級戦犯の合祀についても「靖国神社に祀られている多くの人は被害者です。やはり殺した人間と被害者を区別しなければいかん」と痛烈だった。
靖国神社にある遊就館を渡辺さんが非難しているのも評価に値する。
ご冥福をお祈りいたします。