「リニアの採算性の議論は間違っている」 飯田市の経済界トップ、部分開業求める真意は|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
そもそも、2027年開業とかをどうして信じていたのだろうか?
まったく学習していない?
ネットで調べただけでも、沿線工事が大幅に遅れていて、さらに、水枯れやら地盤沈下が問題に
なっていたのに。。。。。
以下記事
飯田商工会議所の原勉会頭(76)の3期目の任期がスタートした。JR東海が進めるリニア中央新幹線の2027年開業が延期され見通しが立たない中、人口減による人手不足や物価高といった課題を抱え、疲弊する地域経済をどう勢いづけていくか。原会頭に新任期3年間の重点施策を聞いた。
―3期目の重点施策の筆頭に、リニアの飯田―名古屋間の部分的な先行開業の要望を挙げた。その真意や効果は。
「開業延期で一番困っているのは、開業を見越して事業を始めたり、続けたりしてきた人たちだ。延期発表から1年以上たつが、静岡工区ができる10年以上先まで何もやらず、ただ待っていてはいけない。前へ向かってわれわれ自身で進んでいくべきだ」
「先行開業は、東京一極集中の是正という意味合いもある。中京や関西の経済界にも先行開業の話をしているが、反応が良い。飯田にとっては、先行開業で中京圏が通勤・通学圏に入る。中部国際空港(愛知県常滑市)も近くなり、インバウンド(訪日客)も視野に木曽谷や上伊那と取り組む。県境を越えた運動にするため、阿部守一知事や他県とも連携したい。10月末日付で、部分開業を求める要望書をJR東海と県、飯田市に送付した」
―JR東海は部分開業について、新たに時間と労力などコストがかかるとしている。
「JR東海名誉会長だった葛西敬之さんや安倍晋三元首相が関わり、国家プロジェクトとして進めてきたにもかかわらず、採算が取れる取れないという議論をすること自体が間違っている。東京とつながれば採算が取れるとなると、中間駅はどうなるのか。飯田の経済界としては何とかしてくれ、開業のめどを示してくれと言わざるを得ない」
―信州大(本部・松本市)が製造するグリーン水素を活用した地域づくりの意義は。
「脱炭素に向けた取り組みが全国的に進む中、当地域で新たな研究の実証実験が行われることは、これからの日本のエネルギー事情に鑑みると救世主でありチャンスだ。信大の事業は光触媒を使って太陽光と水から水素を作り、製造過程で二酸化炭素を排出しない。エス・バード(飯田市座光寺)に研究施設を建設中だ。会議所としては水素ステーション設置に取り組む。運営には高度な技術者が必要。新たな技術を学びたい人材の確保や育成も伴う。高等教育機関の誘致にもつながる」
―三河港(愛知県)に注目しているのはなぜか。
「三遠南信道と浜松湖西豊橋道路を経て、国際港である三河港につながる。製造業はもちろん農林業も含めた地域の産物を全世界に届けることが可能だ。地域の皆さんに三河港を知ってもらうための研修会や現地視察を行っていきたい。長野県は港がないが、大きな転換点となる」
―飯田市の中心市街地「丘の上」の活性化は。
「3日にあった飯田丘のまちフェスティバルでは、若者が表に裏に活躍していた。コスプレ姿で歩く人も多かった。来年からは発想を変え、ハロウィーンイベントとして盛り上げたらどうか。幅広い世代で楽しめるまちにする」