断言・反覆・感染。これが群衆を動かす手口だ(講談社学術文庫) | 現代新書 | 講談社(1/2)



断言・反覆・感染(伝播)がキーワード

あたかも正しいかの様に(1次情報を示さず、ファクトチェックも行わず)断言して
それを繰り返し発言あるいは動画等で流す。

それが、SNSで拡散(感染、伝播)していき、嘘やデマが固定してしまう。

既存のメディア(TVやラジオ)はスイッチをつければ情報が流れてくるので
自分からの選択権が限られる(チャンネルを選ぶ程度)。

その点、SNSでは自分でクリックする(youtube,tictok,X etc)という自分が選択するという
行為があるので、自分で探した事実として認識する(古屋ツネヒラさんが指摘していた)。

まさに米国のQアノンと同じ。まあアメリカの場合はFOXテレビの様な極端なTVもあるけどね。

反ワクチンをはじめとするフェイクやニセ科学が蔓延する社会が今後もさらに大きくなるのだろう。






群衆心理 (講談社学術文庫)
ギュスターヴ・ル・ボン
講談社
2017-10-20