「富士山壊す」 登山鉄道反対 静岡の市民団体、専務理事 本で訴え、署名活動も /山梨 | 毎日新聞
銭儲けしか考えない連中
富士山は単なる銭儲け遺産なんだよね。
以下記事
山梨県が提唱する富士山登山鉄道構想に反対する立場から、静岡県三島市の市民団体、グラウンドワーク三島(GW三島)の渡辺豊博・専務理事=元都留文科大教授=が「富士山を壊すのは誰?」(泉町書房)を出版した。渡辺専務理事は「静岡側は登山鉄道の情報が提供されておらず蚊帳の外。静岡の人も登山鉄道についての認識を深め、構想を中止に追い込みたい」と話している。また、GW三島は登山鉄道中止を求める署名活動を始めた。山梨側では既に署名活動は始まっている。
「富士山登山鉄道に反対する会」相談役の村串仁三郎・法政大名誉教授と共同で編集、執筆した。
渡辺専務理事は、登山鉄道に反対する理由として(1)鉄道敷設による環境破壊が懸念される(2)(山梨県が理由に挙げる)排ガス対策はEV(電気自動車)バスで解決する(3)スラッシュ雪崩(雪泥流)の被害に遭う危険性が高い(4)1400億円とする事業費は増大する可能性が高い――などを挙げる。
また、渡辺専務理事は「山梨県は富士吉田口5合目に通年利用可能なリゾートの整備案を示したが、『信仰の山』という富士山の本質を基礎に考えれば、冬の入山は許されない」と主張。「登山鉄道を建設すれば、オーバーツーリズムを助長する」と述べた。
本は四六判、238ページ。税別1800円。【石川宏】