リニア工事、最大4年延長 JR東海、大鹿で住民説明会 /長野 | 毎日新聞



リニア工事の遅れは静岡だけ!
そんな事を言ってましたよね。

川勝さんが辞めたら、沿線の全てで遅延している事が判明(樫田さんのレポート等)。

どこまでJR東海ってブラックなの?

そしてメディアはJR東海のスポンサーマネーが欲しいわけ?

まさに、原発広告と原発立地の際の構図と同じですね。


以下記事

 JR東海は4日夜、リニア中央新幹線のトンネル建設を進めている長野県大鹿村で、住民向けの工事説明会を開いた。従来より最大4年間工期を延長し、2030年度の終了を見込んでいることを明らかにした。多数のダンプカーの往来に悩む住民からは「みんな我慢している。さらに延びるのか」「再度延長もあるのではないか」などの不満の声が上がった。【去石信一】
ダンプ往来、不満の声も

 JR東海は今年3月、27年開業を断念したことを明らかにしている。出席した住民約30人に対し、中央新幹線建設部名古屋建設部で長野県担当の古谷佳久部長は「早期完成を望む村民にご心配をかけている」と述べ、謝罪した。


 村内で進める2工区の工事のうち、東側にある「南アルプストンネル」の「長野工区」(8・4キロ)の進捗(しんちょく)率は約4割。前回21年12月の公表時に比べ、特に多数のダンプカーを使う掘削工事は3年遅れの28年度まで、最終的な路盤工事などは4年遅れの30年度までに終了見込みとした。地表からトンネルまでの「土(ど)かぶり」が厚く、上部から行う地質調査が困難なことなどが要因という。

 西側の「伊那山地トンネル」の「青木川工区」(3・6キロ)の進捗率は約3割。掘削工事は2年半遅れの27年度まで、路盤工事などは3年遅れの29年度までとした。蛇紋岩が占めるもろい地質の部分で慎重な工事が必要なためという。住民から、それらの要因は「最初から想定できたのではないか」との指摘もあったが、「実際に掘らないと分からないこともある」などと説明した。

 住民は、「ダンプカーの通行で観光にも影響が出ている」「列になって走るので圧迫感がある」との不満も示した。JR東海は、狭く曲がりくねっている県道でトンネル2本を新設し、5カ所で拡幅したことなどを挙げ、対策を講じていることを説明。台数を減らす対応も取っているとして理解を求めた。

 「村の人が幸せでなければ(工事の)成功はない。みんなが幸せになる事業にしてほしい」「さまざまな事情で、ここで生きていく人がいる。私は村が好きで住んでいる。(工事を巡り)村民同士のぶつかり合いが起きており、胸が痛い」との訴えもあった。