リニア工事認可の取り消し判断は…東京地裁で7月18日に判決 沿線住民ら原告側「ただちにやめるべき」:東京新聞 TOKYO Web
あまりに杜撰の環境アセスメント、大深度地下法という利権だらけの法律
未来に負の遺産を残さないためにも、工事認可取り消ししかありません。
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JR東海が建設中のリニア中央新幹線を巡り、沿線住民らが国の工事認可取り消しを求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁(市原義孝裁判長)であり、原告側が「トンネル工事による地下水の水枯れやインフラ施設の損傷などが想定され、工事はただちにやめるべきだ」と意見陳述して結審した。判決は7月18日。
原告の1人で原告団事務局次長の天野捷一さん(77)は意見陳述で「工事が大幅に遅れているのはJRの環境影響調査と工事計画がずさんだったためだ」と非難し、建設費増大などの問題点を指摘した。
原告は東京や静岡など1都6県の住民。リニア建設による自然環境への影響や騒音などの防止対策の不備などを訴え、2016年と19年に提訴していた。国側は「認可は適切で違法性はない」とし、請求棄却を求めている。
リニア建設を巡っては、静岡地裁や甲府地裁でも、住民らがJR東海に工事差し止めを求める訴訟を起こしている。(太田理英子)