リニア、静岡知事が指摘「他県の不都合な真実」 | 新幹線 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース




東洋経済が小林一哉氏などを今も使い続けている理由はまったく理解できないが、本記事執筆の大坂氏はまだまだ良く勉強されていると思う。

本当の不都合の真実は、まさに、橋山先生がかねてより指摘するリニアがコンコルド計画と
同じだと言う事だろう。
エネルギー効率の悪さ、交通機関としての重要度など。
さらに、大深度地下トンネルという災害時のリスク、環境破壊など。

ますます、日本の周回遅れが、世界の笑いものとなるのである。




以下記事より

「不都合な真実はみなさん言わない」

9月7日には川勝知事とは今日初めて会ったという本村市長も取材に応じた。静岡県と同じく、相模原市も水の問題を抱えている。「私自身、水問題には非常に関心があり、JR東海には水が枯れたりしないようにしてほしいと会うたびに話をしているし、水問題で影響を受ける住民には丁寧に説明している。住民の間では慎重な意見も出ているが、どうすれば2027年開業に向けて動いていけるかを考える意見も多い。静岡県も当市も水の問題が重要だという点では共通している。今後も協調してJR東海や国に対して言うべきことを言っていきたい」。

川勝知事は関東車両基地のスケジュールの一件を引き合いに、「2027年に開業できるか、どの県の知事さんも知ってらっしゃるはず。でも不都合な真実はみなさん言わない」と発言した。ルート上の各県がそれぞれの課題を表に出して共有すべきという川勝知事の考え方は正しい。

おそらく、川勝知事は「工事の遅れの原因が静岡県だけにあるのではない。各県の遅れの状況を明らかにして新たなタイムスケジュールを設定すべきだ」と言いたいのだろう。そうであるなら、各県がどのように水問題や生物多様性などの課題に取り組んできたについても耳を傾ける必要がある。他県や自治体の意見を取り入れ、静岡県内の工事開始に向けて尽力すべきだ。