リニアの行方:知事「暫定開業を促進」 甲府−神奈川間で先行を /静岡 | 毎日新聞
富士急のアトラクションの一環としてやれば良いかも(笑)
そして不採算で運休、廃止で。
以下記事
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太知事は23日、定例記者会見で「できる所からやっていく以外、建設を促進する方法はない」と述べ、山梨・甲府―神奈川間の暫定開業を促進する意向を示した。県はリニアの「建設促進期成同盟会」に加盟する際、東京・品川―名古屋間の2027年開業を目指す立場を共有すると表明していた。【山田英之】
川勝知事は「開業するには駅が二つなければ利用できない。既に実験線の駅があるのは甲府。次につながる駅は神奈川新駅。二つの駅が結ばれれば、暫定開業が可能」という考えを示した。9月上旬に神奈川駅の進捗(しんちょく)状況を視察するため、JR東海と調整しているという。
リニアの始発駅になる品川駅付近では、大型掘削機・シールドマシンに不具合があり、地下トンネルの調査掘進が遅れている。今年3月末までに300メートル掘り進める予定だったが、3月中旬に50メートル掘った地点で作業が停止した。
マシンの不具合を挙げて川勝知事は「機械が動かなくなって、品川まで一気に行くのはなかなか大変なのは現状を見れば分かる」と指摘した。
27年の品川―名古屋間の開業を目指す立場との矛盾を記者から問われて「現実が合理的。(期成同盟会の)他の都府県と運命共同体として、できる所からやりましょうという考えを持っている。ターミナルは甲府にしかない。(リニアを)動かそうと思えば、甲府からしか動かせない」と説明した。
川勝知事は20年にも品川―甲府間の先行開業を主張。先行開業を前提にリニアと在来線を乗り継ぐ「富士山周遊コース」による観光振興も提唱したが、JRは甲府までの先行開業に否定的だ。
県は沿線都府県で構成するリニアの期成同盟会に7月に加盟した。加盟の申請書で品川―甲府間と長野・飯田―名古屋間の整備促進に賛同。しかし、静岡工区に関しては「水資源、生物多様性、残土処理などへの影響回避という深刻な課題が残っている。整備を促進するため、JRとの対話を国と協力して進める」としていた。
「良く言えば、大井川流域住民の不安を解消したい気持ちが強いのかもしれない。未着工のリニア静岡工区を巡り、JR東海が作製したパンフレットには「トンネル湧水(ゆうすい)が県外に流出する場合も、解析では大井川の水は減らない」という趣旨の記述がある。
国土交通省有識者会議の中間報告書にも同様の記述がある。しかし、中間報告書は「解析結果は一定の前提を置いた上での計算結果であり不確実性を伴う」とくぎを刺す。
悪く言えば、不確実性を軽視しているように見える。「トンネルを掘ったら解析結果と異なりました」では済まされない。流域住民の生活は、そんなに軽くない。(英)」