図書館本

官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪 森功 文藝春秋 2019を読んでいたので
著者の事は情報として知っていた。
そして総理会見で記者を指名したりする人、会見を早く終わらせる人でも有名。

本著者も、おそらくこの森氏の著作を読んでいたので、あえて安倍氏との高尾山登山を詳しく
綴っているのだろう。

本書自体は自画自賛、言い訳満載のいわゆるエリート官僚の生き様が良く分ります。
悪いのは僕じゃないもん、チーム安倍でやっているんだもん。
そんな感じです。
山口敬之氏(元TBS 安倍氏本)のベトナムでの韓国軍の蛮行の話を慰安婦問題で話題に
上げるのもね。
プーチンさんとも何度も何度も飯を食っている安倍さんですよね、政治外交の失敗が
戦争なのをご存知ですか? 本書では安倍外交ベタ誉めですが。北方領土も竹島も拉致被害も、
何か解決しました?

官僚に成りたい若者も減りますよ、そして政治家に虐められる官僚として早期退職する
若手官僚たち。ご自身は良いポジションで、第2の人生の様ですね、おめでとうございます。

広報官ってBullshit jobs ですよね。



首相官邸の2800日(新潮新書)
長谷川榮一
新潮社
2022-03-17