「自然界の神秘」 鎌倉で自生アジサイが見ごろ 神奈川 | 毎日新聞
神奈川県鎌倉市の日比谷花壇大船フラワーセンターの一角に展示された自生アジサイが見ごろを迎えている。鎌倉アジサイ同好会のメンバーが育てた約250鉢で、来園者は可憐な花々に顔を近づけ、食い入るように見つめている。
自生アジサイは涼しい渓流沿いを好む日本の固有種。自然交配により、色調や中央部の両性花、ガクと呼ばれる装飾花が千変万化することから、毎年、新種が発見されている。
四国の四万十川流域で見つかった「松中手まり6号」もその一つ。5年ほど前に見つかった同1号は淡い桃色だが、3年前に発見された6号は両性花がブルーで、装飾花は白地にうっすらとピンクや紫が差している。同好会事務局の前川英吉さんは「自然界の神秘を感じる」と話している。【因幡健悦】
マンションの小さな庭には、私の植えた真っ白なガクアジサイがたくさん清楚な花をつけています。