図書館本

和田秀樹氏(1960-)と鳥集氏の対談をまとめた本。
灘中高ー東大理3(医学部)現役入学な和田氏が見た東大医学部の姿。
ご自身はアスペルガーでADHDだと吐露しています。
同期や同窓の方の文春砲になりそうなネタもあり面白いというか
ある意味、変な社会(これも一般と同じというレベルかも)であります。
学会で女医50斬りを触れ回るヤツがいたり、明るみに出ていない不祥事の数々。

頭が良いから医学部に行くというおかしな歴史が今なお日本で続いているのも
世界からみたらおかしな感じであると書かれていますね。

偏差値だけがノーベル賞を生み出す背景ではないことが良いわかります(東大医学部出身者で
受賞者はいない)。

私の周りに何人かいる東大医学部出身者はこの本で出てくるおかしな方はいないことを
一応書いておきます。

東大医学部
鳥集 徹
ブックマン社
2020-09-16