図書館本 良書
国鉄からJRと民営化されました。
果たして国民は便利に鉄道を利用できるようになったのか?
サービスは良くなったのか?
今後予定されるリニア新幹線は?
鉄道という交通手段をこよなく愛する筆者が様々な資料や情報をしっかりと網羅して
真剣に綴っていると感じます。
書かれた時にはコロナ禍などはありませんでしたが、JRの未来は悲観的であることを
指摘しています。そしてリニアは第2の国鉄になると。
また、リニアと原発は関係ないと(電力使用が新幹線の3倍以上であるが、そのために原発を
必要となるレベルではないと指摘)。ただし、技術的に多くな疑問点や環境への負荷に問題があると。
国鉄からJRと民営化されました。
果たして国民は便利に鉄道を利用できるようになったのか?
サービスは良くなったのか?
今後予定されるリニア新幹線は?
鉄道という交通手段をこよなく愛する筆者が様々な資料や情報をしっかりと網羅して
真剣に綴っていると感じます。
書かれた時にはコロナ禍などはありませんでしたが、JRの未来は悲観的であることを
指摘しています。そしてリニアは第2の国鉄になると。
また、リニアと原発は関係ないと(電力使用が新幹線の3倍以上であるが、そのために原発を
必要となるレベルではないと指摘)。ただし、技術的に多くな疑問点や環境への負荷に問題があると。
国鉄からJRへは正しかったのか?というのならこれ以外なかったというのが本当のところでしょう。サービスがどうの無人駅がといえば採算度外視での経営が必要ですが、その場合は赤字をヨーロッパの鉄道のような公共サービス義務に対する補償と会計の正常化の補償措置が政府によって実施されなければ不可能です。
ところがこれは、元JR東日本会長松田昌士氏が国鉄があるときに欧州視察したときに、緩急あるときつまり戦時に機能させるための国費投入で国防費のを支出することとと同じ発想だと各国の運輸大臣が口をそろえて言っていたと松田昌士氏の書いた「なせばなる民営化JR東日本」という本に書いています。これを日本でやるには9条改憲と有事法整備が不可欠でしょうからまず不可能です。
こういう本を書いた人が本当に法整備や改憲など環境整備を政府がしようとしたら真っ先に反対に回るということになりそうだなといささか皮肉な気持ちになりました。