図書館本 良書

スタジオジブリ刊行の月刊誌「熱風」2015年7月からの青木氏の連載「日本人と戦後70年」の対談者から9人分をまとめたとある。

恥ずかしながら知らない方もいて、自分の無教養さを痛感した一冊。

備忘録として
芸能界と自民党の関係
青島幸夫さんの凄さ
文部省関連議員のパワハラ
古賀誠氏 2歳の時に父がレイテで戦死
平野氏 僕らの世代はある種の恥の世代として歴史に記憶されることを覚悟
    共謀罪、集団的自衛権の行使容認の道、特定秘密保護法


目次

第1章 なかにし礼―芸能という自由・平等・猥褻
第2章 前川喜平―集団主義の教育から強権支配へ
第3章 古賀誠―平和を貫く保守政治を
第4章 中村文則―言うべきことを言う姿勢
第5章 田中均―いまは知性による抵抗のとき
第6章 梁石日―潜在化した差別が噴き出す危険性
第7章 岡留安則―スキャンダリズムから沖縄の怒りへ
第8章 平野啓一郎―国家権力が人を殺すということ
第9章 安田好弘―オウム事件、光市事件の弁護人として

時代の抵抗者たち
青木理
河出書房新社
2020-05-26