図書館本

投資とかに殆ど興味がないのですが面白そうなので読んでみました。
歴史学者のエマニュエル・トッドがソ連の崩壊を予言したのは確か乳幼児死亡率等の変化からだと
記憶しています。
著者も投資の業界に入る前にアメリカのエール大学、イギリスのオックスフォード大学の修士課程で歴史を学んでいる。

だからこそ見えて来る国家の存亡と歴史や人口動態、教育、内政等々。

多くの指摘に首を縦に振る自分がいました。
そして著者は家族でシンガポールに移住し、娘二人は英語と中国語を学習

以下本書より
安倍政権での多大な公共事業投資による借金激増
今自分が10歳なら日本を逃げ出すかAK/47 購入
うわべだけんの好景気
アベノミクスが成功することはない
安倍が日本をダメにしたと振り返る日が来る
日本に投資するなら観光、農業、教育
 チェンソーで歳出を大幅カット
 関税引き下げと国境の開放
 移民の受け入れ(ただし慎重に)
 エンジニア育成にもっと国費投入
胡錦濤、温家宝、江沢民 みんな元技術者
中国共産党 ある意味、アメリカの大統領選より公平な制度(地道に昇進していく)
ゾンビ企業やゾンビ銀行が多い日本(国費投入)
インド 大国への道は遠い




朝鮮半島は世界で最も刺激的な場所になる