図書館本 面白い

モリカケ、桜 公文書管理法など全く機能しない現在の日本を象徴する国家犯罪。
一度嘘を付くと、その嘘のためのまた嘘を上塗りしないといけなくなる典型ですね。

毎日新聞の若手3名(1973生、1975生が2名)を中心とした毎日新聞総合デジタル取材センター
が「ウエッブファースト」をモットーに報道してきた内容を再構成。
SNSで読者や市民の声がリアルタイムでメディアにも届く現在、権力に対する番犬としての
新聞が紙媒体とネット媒体で不正に対して斬り込む姿勢は清々しい。

非常に残念なのは、公開情報を要求しても、黒塗りばかりの資料が出てきたり
官僚が野党やメディアに対して不誠実に対応していることが時系列で良くわかる。

桜を見る会、および後援会主催の前夜祭の問題。

公職選挙法にも違反するとされる脱法内閣をこれからも怯む事なく攻め続けて欲しいと思う。

汚れた桜 「桜を見る会」疑惑に迫った49日
毎日新聞「桜を見る会」取材班
毎日新聞出版
2020-02-01