図書館本 良書

読み応えのある1冊でした。
自分の回りにもどうしても南京虐殺は無かったとか慰安婦はいなかったと言う人々がいます。
どうして学術研究(歴史研究)ですでに確定している事を敢えて都合の良い資料だけを使って否定したいのか?
不思議でなりませんでした。まさに世界の常識、日本の非常識というやつですね。

本書では非常に分かり易い枠組みを提示していて、普通に近現代史を薄くでも勉強した人であれば
理解出来るのではないでしょうか?
問題は義務教育や高校教育で近現代史が十分に時間を取って教えられていない現実なのだと感じます。

まずは、キーワード
日本という円の中にある大日本帝国と日本国
帝国主義、侵略戦争、独立支援
自虐史観、東京裁判史観
WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)、洗脳
コミンテル
ジュネーブ条約(各国が違反、パターン死の行進、強制労働、人権軽視、民間人殺害等々)
日本とドイツの対応方法の差異