図書館本
サイレント・ブルー
樋口明雄
光文社
2019-11-19


ウォータービジネス(水商売)をめぐる地域のごたごた。
まるで〇梨県の事のようだ。
筆者はしっかり水問題の現状を読み込み、橋本淳司さんらの書籍を参考文献に挙げている。
地下水は誰のものか?
ミネラルウォーター税とは?
常に選挙には金が絡む地域、土木利権や他の利権に絡み取られる政治。
メガソーラーや南アルプスの地下を通るリニア新幹線もまさに同じ構図である。

小説として読むのも良し、ノンフィクションと妄想して読むのも良しである。
私はもちろん後者として郷土を愛する者として読んだのは言うまでも無い。

そして社会的共通資本としての水であることが重要である。

サイレント・ブルー
樋口明雄
光文社
2019-11-19