図書館 2019年最後にこの本なのが未来予測かな

河合さん(1963-)には「未来の年表」2017というベストセラーが有るとの事だが未読です。

日本における人口減少問題を綴っている。
基本的には人口統計等をもとに非常に細かく地方自治体を解析している。

限りなく失望せざるを得ない現在の国や地方の政策(一部上手くいっている自治体もあるが)。

外国人労働者により成り立つ経済(外国人子女の義務教育問題もあるが)

本書でも明らかなのは、未来予測としての人口分布の大きな格差

経済発展が予測できない未来と併せて、超少子超高齢化。
シルバー民主主義すら成り立たない未来であろう。

若い人々が希望を持てる日本になりうるのか?

是非とも、地方自治体の職員はもちろん、多くの若者にも読んで欲しいですね。