静岡「サクラエビ」不漁を招いた一流企業のアッと驚く環境破壊 | デイリー新潮
追加記事 8/13(火) 19:35配信
山梨県早川町にある雨畑ダムに大量の土砂が流入し川の底が上昇している問題で8月13日、国はダムを管理する都内の会社に浸水の恐れがあるとして対策計画をまとめるよう通知しました。
この問題は早川町の雨畑ダムに大量の土砂が流入して川の底が上昇し去年10月の台風の際には民家が浸水するなど被害が発生しているものです。
国の行った定期検査では今年度も含め4回連続で3段階評価で最低の「直ちに改善の必要性がある」とする判定となっていて国は、今月9日付で管理する日本軽金属に対し対策をまとめ報告するよう通知をしました。
国によりますと堆積している土砂の量はダムの総貯水量のおよそ9割に達しているということです。
ダムを管理する日本軽金属はUTYの取材に「現在、ダムや上流で土砂の掘削、移動を進めている。地域の安全を第一に国、県、町と協議しながら対応を進めたい」とコメントしています。
「この程度しか山梨県のメディアは調査報道出来ないの? そんなに記者クラブが忖度しないといけないの?」
ずっと前から国も県も町も知っていますよね?
こちらNHK
08月13日 18時08分
アルミニウム製造大手の「日本軽金属」が管理する早川町の雨畑ダムについて国がダムの状態や危険性を調査した結果、「洪水被害のおそれがある」として、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。
早川町の雨畑ダムは昭和42年に完成したアルミニウム製造大手の日本軽金属が管理する発電用のダムです。
国土交通省の甲府河川国道事務所がこのダムの状態や危険性について定期検査を行ったところ、堆積した土砂によって川の底が上昇し洪水被害のおそれがあることがわかり、4段階中最も悪い「A」判定、「直ちに改善の措置が必要」と判定されたということです。
雨畑ダムの状態が「A」と判定されるのは平成26年以降、4回連続です。
そのうえで、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。
通知には報告の期限は記されていませんが、国土交通省甲府河川国道事務所は「できるだけ速やかに報告を求めたい」としています。
これについて、日本軽金属は「ダムおよび上流域において土砂を掘削し、移動する作業を鋭意進めているところです。こうした対応を含めて国からの指摘事項について具体的な検討を行い報告する予定です。近隣のみなさまの人命や財産の確保を最優先の課題として認識しており、今後、国や県、町など関係者のみなさんと協議を進め対応していきたい」とコメントしています。
山梨県庁からの天下り様が企業の社長という雨畑問題。
さらにその社長は治水課の課長という元職、落語か?
ちなみに平成30年度退職者の天下り等はこちら(大本営発表、その裏は?)退職金沢山いただいて、さらにまた貰う。 pdfです。
都合の悪い事は報道しない事由があるらしい県庁とメディアそして地元。
大本営発表すらしない山梨県庁。
腐りきっているのでしょうね、政治家も公務員も。何も知らされない住民(知っている住民も
多数との情報は得ておりますが)が不幸だよね。
以下記事
週刊新潮 2019年8月8日号掲載
長引く不漁の影響はその値段を見れば一目瞭然だ。静岡県由比港では、伊勢えびの店頭価格が1キロ=8千円のところ、サクラエビは1キロ=1万3千円と過去最高を記録する事態に。そうしたなか地元では、ある「一流企業」に疑惑の目が向けられているのだ。
由比港で地元名産のサクラエビをウリにしてきた飲食店主も悲鳴を上げる。
「サクラエビは高くても1ケース(15キロ)で7万円ほどの競り値でしたが、今年の春には2倍の15万円にまで跳ね上がってしまった。台湾産も使って当座をしのいでいる状態です」
不漁に苦しんでいるのは、漁業関係者も同じ。由比漁協の宮原淳一組合長は、
「サクラエビの漁獲高は年々減少傾向にはありました。2000年代は1500〜2千トンは獲れていたものの、ここ最近は千トン程度。そして、昨年はついに380トンまで落ち込んでしまいました」
サクラエビが水揚げ金額の9割を占める由比漁協では昨秋、断腸の思いで休漁を決断。さらに、もうひとつの漁期である今年の春も駿河湾の由比沖から沼津沖までを禁漁にした。
生コンも投棄
問題を追及する中沢通訓(みちのり)静岡県議が話を継ぐ。
「富士川の濁りはサクラエビの産卵場である駿河湾にまで広がっています。エサとなる植物性プランクトンの光合成にも影響が出て、生育に支障が出ている可能性は否定できません」
そして、富士川の濁りの「発生源」としてある企業の名前を挙げるのだ。
「富士川の上流では、日本軽金属が雨畑ダムという発電用の民間ダムを運営しています。ただ、そのダムはほとんど砂で埋まり、濁水が川に流れ込んでいる。さらに、日本軽金属の関連企業が雨畑ダム周辺で砂利を採取した際、余分な汚泥を上流域に不法投棄していたことも判明しました」(同)
不法投棄についてはすでに山梨県警が捜査に着手。加えて、関連企業が数千トンの生コンを川岸に廃棄していた疑いも浮上した。令和の時代に、高度経済成長期の公害問題のような「垂れ流し」が横行していたことには呆れるのを通り越してエビ反りする他ない。しかも、日本軽金属は1部上場の日本軽金属ホールディングスの主力企業である。
「問題はまだあります。日本軽金属は発電施設に使った汚水を駿河湾に直接流していたのです。こうした許し難い行為がサクラエビ資源の減少を加速させているのではないか」(同)
ついに7月末には静岡・山梨両県知事が、雨畑ダムの堆砂問題の解決に当たることを表明するに至った。
一流企業らしからぬ所業について日本軽金属は、
「汚泥の不適切な対応に関し、多くの皆様にご心配をお掛けしたことに深くお詫び申し上げます。雨畑ダムの土砂についても除去を進めております」
「駿河湾の宝石」が輝きを取り戻す日はまだ遠い。
結果、今春は85トンと過去最低の漁獲高となった。
では、サクラエビが伊勢えびより高級品となった不漁の背景には何があるのか。
実は、地元ではかねてからサクラエビの漁場・駿河湾に注ぐ富士川の「濁り」が問題視されてきた。富士川の水質を調査した「たかはし河川生物調査事務所」代表の高橋勇夫氏によれば、
「水の濁り方は尋常ではなかった。川底まで太陽光が届かず光合成ができないため、川底の石には苔が生えません。苔を食べるアユをはじめ、ほとんどの魚が生息できない状態なのです」
追加記事 8/13(火) 19:35配信
山梨県早川町にある雨畑ダムに大量の土砂が流入し川の底が上昇している問題で8月13日、国はダムを管理する都内の会社に浸水の恐れがあるとして対策計画をまとめるよう通知しました。
この問題は早川町の雨畑ダムに大量の土砂が流入して川の底が上昇し去年10月の台風の際には民家が浸水するなど被害が発生しているものです。
国の行った定期検査では今年度も含め4回連続で3段階評価で最低の「直ちに改善の必要性がある」とする判定となっていて国は、今月9日付で管理する日本軽金属に対し対策をまとめ報告するよう通知をしました。
国によりますと堆積している土砂の量はダムの総貯水量のおよそ9割に達しているということです。
ダムを管理する日本軽金属はUTYの取材に「現在、ダムや上流で土砂の掘削、移動を進めている。地域の安全を第一に国、県、町と協議しながら対応を進めたい」とコメントしています。
「この程度しか山梨県のメディアは調査報道出来ないの? そんなに記者クラブが忖度しないといけないの?」
ずっと前から国も県も町も知っていますよね?
こちらNHK
08月13日 18時08分
アルミニウム製造大手の「日本軽金属」が管理する早川町の雨畑ダムについて国がダムの状態や危険性を調査した結果、「洪水被害のおそれがある」として、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。
早川町の雨畑ダムは昭和42年に完成したアルミニウム製造大手の日本軽金属が管理する発電用のダムです。
国土交通省の甲府河川国道事務所がこのダムの状態や危険性について定期検査を行ったところ、堆積した土砂によって川の底が上昇し洪水被害のおそれがあることがわかり、4段階中最も悪い「A」判定、「直ちに改善の措置が必要」と判定されたということです。
雨畑ダムの状態が「A」と判定されるのは平成26年以降、4回連続です。
そのうえで、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。
通知には報告の期限は記されていませんが、国土交通省甲府河川国道事務所は「できるだけ速やかに報告を求めたい」としています。
これについて、日本軽金属は「ダムおよび上流域において土砂を掘削し、移動する作業を鋭意進めているところです。こうした対応を含めて国からの指摘事項について具体的な検討を行い報告する予定です。近隣のみなさまの人命や財産の確保を最優先の課題として認識しており、今後、国や県、町など関係者のみなさんと協議を進め対応していきたい」とコメントしています。
雨畑問題はリニア事業、中部横断自動車道(長坂〜八千穂)事業と並ぶ山梨三大疑惑事案と認識しています。疑惑止まなしの山梨から県民の力で脱却する、そのツールの一つがネットでしょうと私は問いかけたい。
平成30年度退職職員に係る再就職状況一覧、これは全く知りませんでした。
地方公務員法に規程されているらしいので47都道府県をチェックしてリンク集でも作っておこうかと思います。
国家公務員でも同様な規程があるらしいので確認しておきたいと思います。