知事視察“汚泥撤去期限14日”|NHK 山梨県のニュース


ほらね、県も町も知っていたんですよ違法であることを、昔からね。
誰が責任取るんですかね?

知事は新任ですから、知らないのは当然としても、違法状態が続いていたわけですよね。

ちなみに静岡のメディアはしっかりと日本軽金属の子会社のニッケイ工業としっかり報道していますが。https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/636821.html 記事は下部に転載。


以下記事

知事視察“汚泥撤去期限14日”

06月09日 15時26分

早川町の採石業者が砂利の採取で出た汚泥を放置し、一部が地元の川に流出した問題で、長崎知事は9日、現地を視察し、業者側が県に示した「今月14日」の汚泥の撤去期限を守らなかった場合は刑事告発を含め厳しく対処していく考えを示しました。

この問題は早川町を流れる雨畑川で、地元の採石業者が産業廃棄物として処理が必要な汚泥を川岸に放置し、一部が川に流出したものです。
県は先月14日、廃棄物処理法と河川法に違反しているとして行政指導を行い、業者側は先月末までに汚泥を撤去するとしていましたが、撤去されず、長崎知事は9日朝、現地を視察し県の担当者から説明を受けました。
県によりますと、汚泥はおよそ10年前から放置され、少なくとも4000立方メートル以上が野積みにされ、業者側は、改めて今月14日を期限とし撤去する計画書を県に提出したということです。
長崎知事は「長く不法投棄として放置されていたことに大変なショックを受けました。14日の撤去期限を厳守し、再発防止策もしっかりしたものを作ってもらいたい。守ることができないなら刑事告発を含め厳しく対処していきたい」と述べました。





雨畑ダム放流で汚泥流出 山梨県が現場調査
(2019/5/23 07:30)

 駿河湾サクラエビの不漁を受け、静岡、山梨両県が濁りの調査を進めている早川(山梨県早川町)の支流・雨畑川に汚泥(ヘドロ)が不法投棄されたとみられる問題で、上流にある雨畑ダムが21日未明からの雨による増水で緊急放流し、ヘドロの一部が下流に流出したことが22日、明らかになった。同県は同日、現場を調査した。
 ヘドロは流出後、水力発電用の導水管を経て、日本軽金属(東京都品川区)の工場放水路(静岡市清水区蒲原)から駿河湾に流れたとみられる。ダムと導水管の管理は同社。
 山梨県は21日、投棄現場がダムの約1キロ下流にあるためヘドロ流出を不安視し、放流しないよう要請。しかし1967年に完成した同ダムのダム湖は堆砂が進んで土砂で埋まっているため、同日午前に放流を始めた。
 放流が続く22日午前8時半ごろ、現場付近は河川内に新たな流れができ、ヘドロの流出が見られた。ヘドロは日軽金出資の採石業者ニッケイ工業が投棄したとみられ、同県は撤去を指示していた。同社はダムから数百メートル下流の雨畑川で砂利プラントを運用している。
 不法投棄とみられる行為は2011年夏ごろ、ダム放水でプラント内のヘドロ沈殿装置が壊れて以降継続してきたとの見方がある。ニッケイ工業は毎月1回程度、250〜300トンを不法投棄してきたとの指摘がある。
 日軽金の担当者は取材に「大雨に見舞われ放流せざるを得ないことを心苦しく思う」とコメント。産卵期を迎えつつあるサクラエビへの悪影響を危ぐする由比港漁協(静岡市清水区)の宮原淳一組合長は「影響を非常に心配している。謝罪を求めたい」と述べた。