図書館本

相変わらずしっかりした調査でまとめている一冊。
個人的にはすでに周回遅れのニッポンだと認識しているが、中国国内の格差の問題や政治体制の
問題もあり中国人を個として捉えてみるとその多様性の大きさにある意味驚く。

多くの中国人が日本に住みつき、地域にも馴染み、出身地の文化や食を共有する。
自分の無知さをさらけだせば、中国という大国の地域ごとの文化や食文化が存在し
中国人ですら中国国内の食文化の違いを理解していないし、言葉も違うわけです。
なのだから、日本国内の中華料理がある意味画一化している方が不思議なわけです。
著者は近年は地域特徴的な料理を出すレストランが増えて来ていることも紹介していて
興味深い。
中国人同士のネットワーク、半端ない富裕層の存在、これからの日本の中での中国人(ある意味
グローバル人材)の動きが日本経済のポイントにもなってくるのでしょう。

備忘録メモ
日本国内でマンション購入する中国人の増加
中国人の教育熱 日本の大学への留学 高学歴 中国の方が進んでいる分野あり
日本の中3レベルが中国の小学4年
中国が恰好良いイメージになる日も近い
共産党員というジレンマも
日本社会で活躍する中国人多数
すでに中国人優遇な各国免税店多数 日本人から中国人優遇の流れ
在住中国人100万人近く
中国に好印象を持たない日本人 観光等で来日して好印象(知日派)になる中国人