前著 アフリカ少年が日本で育った結果が凄く良かったので続編にあたる本書も購入。
さらにパワーアップして素晴らしい1冊となっている。

沢山の不条理や差別、いじめも有ったのだろうと思うのだけれど、親友やご家族、親戚の
暖かい愛情や見守りで過ごしてきた著者。

文章と絵がほのぼのとして、そしてウイットが効いている。

人種って何?
肌の色って何?
国籍って何?
国境って何?

笑い、嬉しさ、美しいと思う気持ち、友人や家族の絆、人類、いや宇宙共通でしょ。
経済的な格差、宗教や文化に基づく偏見差別がこれ以上大きくならないために
緩やかな国境の消去やUBI(universal basic income)が広まると良いですね。
ヘイトスピーチなんてくだらない事をやっている間に、どんどん日本は世界から
置いてきぼりになっていますよね。

ルネ君の様な所謂外国人(日本から見た場合)や多くのハーフやクオーターが世界との
架け橋になって活躍している現状を是非とも知って欲しいですね。特に若い人達。

次回作に超期待。