どうしても一部の人間は自然を管理征服できると未だに考えているようです。

原発の廃炉なんてこれから50年は最低かかるでしょう(イギリスは現存の原発の廃炉を
100年は必要と考えています)。
未だにデブリを処理する事も出来ない。

津波には防潮堤を高くして、盛り土で住宅を造る。
どれだけの人がそこに戻ってくるかも考えないで。

福島の原発人災を、震災後に高木先生や小出先生の本により頭をぶん殴られ、田原総一朗さんらの
本で電通等の原発立地工作の存在を知りました。
総括原価方式で必ずもうかる電気事業、そこに経産省、電力会社、大学、ゼネコンが絡む巨大な
原子力ムラが存在することが明らかになりましたよね。

日本の事故を見て、ドイツは原発ゼロに舵を切りました、そしてテロや自然災害での原発事故を
想定すれば原発電力が値段だけでなく社会としても受け入れられないということを世界が
認識しました。

それでも、日本は原発を輸出し、再稼働しようとしています。

まったく愚かとしか言いようがない。

そんな8年目。

原発ゼロ、やればできる
小泉 純一郎
太田出版
2018-12-21