おやじのぼやき : 山里にダムがくる 菅 聖子 文、 大西 暢夫 写真 山と渓谷社 2000 - livedoor Blog(ブログ)


この読書メモもAmazonから拒否られていることが判明
「申し訳ありませんが、この製品を審査する資格はありません。詳細については、コミュニティガイドラインをご覧ください。」

ダム推進派の方ですかね?邪魔しているのは??


以下以前は掲載されていたメモ

北海道から九州までの9箇所のダム建設の現場でルポ。
本当に必要なダムや堰堤ってどのくらいあるのだろう。代替案はないのだろうか?
自然の恵みで生かされている人間がその母なる大地の森林を切り刻み、人間で言えば消化管のはずの川を一方的に堰き止める。
是非本書の写真だけでも見て欲しい、建築計画のある地域の爺ちゃん婆ちゃんの顔を。
都会の人の顔と違うよ。凄くいい顔している。それに眼がねをかけている人は殆どいない。
自然は人間の心も作り出す、そしてそれが顔に現れる。
(2003年の感想文)

さらに大西さんのこの本も拒否

http://dream4ever.livedoor.biz/archives/50995018.html


僕の村の宝物 大西暢夫 情報センター出版 1998



写真家である大西さんが、徳山村に通って、ダム建設が決まり村人が移転しても、そこに住み続ける爺婆達との交流をまとめたエッセイ。
すでに大西さんの写真集や徳山村以外の作品も見ていたが人の表情を撮るのが実に上手と言うか素直な感じがする。
今回は徳山に通う中で、そこに住み自然と共に生きてきた村人の生活を共有することで得た大西さんの心の叫びであろう。
ダムにより我々は何を得て、何を失ったのか?
徳山の爺婆は失うものばかりだったのではないだろうか?お金などで買えない自然の恵みの中で生活するものにとっては。
お金なんか無くてもそこに人に迷惑をかけることのない幸せがあったのだ。

僕の村の宝物―ダムに沈む徳山村 山村生活記




山里にダムがくる
菅 聖子
山と溪谷社
2000-04





僕の村の宝物
大西暢夫
情報センター出版局
1998-01-24