図書館本 原著の方はなかなか順番が回ってきません(すでに1年待ち)漫画の方が冊数が多いのでしょう。

原作は1937年

本書は漫画であるが、テキスト部分もかなりあります。

普遍的な人間の生きる知恵(哲学)が込められている様に感じます。
主人公は15歳の少年

読むにつれて、池田晶子の「14歳からの哲学」を想い出した。
14歳からの哲学も平易な文章で今も売れ続けている良書である。

自分は40歳を過ぎてから池田晶子を読みだして、多くの事を学んだ(まだまだ未熟だとは
認識しているが)。

食うために生きるのではなく、生きるために食う。

生きるということは、どういうことなのか?
美しく生きるということは何か?
いつまでも子供の精神、感性を持ち続けることが大切なんだと感じた本である。

今を生きる大人こそ読むべき漫画かもしれませんね。