図書館本

内閣官房報償費(官房機密費) 年間約12億円 領収書不要 会計検査院もアンタッチャブル

情報公開法により僅かであるが徐々にその使途が解明されてきた経過を公開請求をしてきた著者が
まとめている。

書の中にも書かれているが、野中広務さん(元官房長官)の回想・証言やジャーナリストの上杉隆さんの指摘などで、メディアに良く登場する政治評論家はほぼ全員が機密費から金を貰っていることは
知っていた(除く田原総一朗)が、そもそも日本の国益にまったく関係無いような支出がかなりあることが情報公開で分かってきている。
もちろん国会対策として野党に飲み食いさせたなども含まれる。

また著者は森友問題でも情報公開申請をして(小学校設置趣意書)、国の虚偽の理由で非開示にしたことを後に証明している。

現在も裁判は続いていて菅官房長官、安倍晋三元官房長官時代の機密費の開示請求が行われている。

原資は税金であるこを政治家や司法はどう考えているのか非常に興味がある。