購入
初出は2012年扶桑社の「彼女たちの売春 社会kらの斥力、出会い系の引力」の改題、再編集。
都市、地方での個人営業的に出会い喫茶をベースに売春やそれに近似の生き方をしている
女性をルポしています。ワリキリとは、風俗とか水商売で働いて給与を得るのでなく、100%が
自分の収入になる枠組み。
まったく本書に書かれている様な出会い系喫茶も風俗も行った事がないので興味深く
読ませていただきました。
荻上さんのアプローチは問題の本質を確実に浮かび上がらせていると感じる。
そこには、荻上さんが指摘しているように、貧困型売春と格差型売春、家庭環境とDVや
精神疾患、薬物依存やネグレクト、性感染症等々。
そして、もちろん買う側の取材もしっかりしています。
売春を社会悪と決めつける事なく、どうしたら女性が社会の底辺から脱出できるか(もちろん男性の
売春もあるとは思うが)を考えるのには良書だと思う。
初出は2012年扶桑社の「彼女たちの売春 社会kらの斥力、出会い系の引力」の改題、再編集。
都市、地方での個人営業的に出会い喫茶をベースに売春やそれに近似の生き方をしている
女性をルポしています。ワリキリとは、風俗とか水商売で働いて給与を得るのでなく、100%が
自分の収入になる枠組み。
まったく本書に書かれている様な出会い系喫茶も風俗も行った事がないので興味深く
読ませていただきました。
荻上さんのアプローチは問題の本質を確実に浮かび上がらせていると感じる。
そこには、荻上さんが指摘しているように、貧困型売春と格差型売春、家庭環境とDVや
精神疾患、薬物依存やネグレクト、性感染症等々。
そして、もちろん買う側の取材もしっかりしています。
売春を社会悪と決めつける事なく、どうしたら女性が社会の底辺から脱出できるか(もちろん男性の
売春もあるとは思うが)を考えるのには良書だと思う。