図書館本

久々に付箋紙だらけになりながら読みました。

猿田さん(1977− 新外交イニシアティブ(ND)事務局長 弁護士(日・米))がアメリカから見た属国民主(社会?)主義国家日本の今を綴っています。

備忘録メモ
アメリカの声の発信源としてのアメリカ知日派
日本政府、日本メディアが情報と資金を知日派に供与
日本の既得権益層が「日本製の“アメリカの外圧”」を使って来た。
このアメリカからの外圧作りを「ワシントンの拡声器効果」と表現
少人数の知日派と日本の政治家やマスコミが相互利用し都合の良い政策を実現したある種の共犯関係 これが自発的対米従属 みせかけの対米従属
歴史修正主義者としての安倍という米国内にあるイメージ
歴史的和解を演じる歴史修正主義者たち 硫黄島慰霊祭
劇を作り、劇のとおりに現実が動いていく
メディアリテラシー 報道の在り方と報道の受け取り方
日米間の情報ギャップ アメリカ人の見ているニッポン 日本に無関心
沖縄の声はアメリカに届いていない
アメリカにとっては、日本は特別、韓国は特別  外交上の決まり文句
2013年8月に新外交イニシアティブ(ND)設立
ジョセフ・ナイ元国防次官補 辺野古案再考の意思表示
シンポジウムや講演も外交劇 シンクタンク利用
日本政府のプロパガンダとしてのトランプ・安倍会談 CNNはビデオや画像使わず
永田町での議員の記者会見よりワシントン国務省前で知日派がこう言ったとの方がインパクト
政治家のワシントン詣でと知日派の声利用
意外に少ない知日派の声 日本専門家が少ない(米国従属だから交渉の必要ない)
日本国内政策への知日派圧力 アーミテージ・ナイ報告書等
シンクタンクの影響力 回転ドアとしての政治システム ワシントンに集中
日本資金でアメリカシンクタンクでのシンポジウム
政府系資金(JICA、国際交流基金、大使館、自衛隊、国際協力銀行等)
シンクタンクへの客員研究員の派遣 CSIS(Center for Strategic and International Studies,)など 
日本での話題にならない話でもワシントンで話せば話題になる
TPP推進は日米財界の声 シンクタンクへの資金投入
なぜアメリカは日本に原発維持を求めるのか?(アーミテージ・ナイ報告書) 推進派企業などの寄付 アメリカ国内では主流でない提言
日米地位協定の国際比較プロジェクト 沖縄(日本)の異常性
自ら選んだ従属に気づかない恐ろしさ
トランプショック後の逆拡声器現象 アメリカが日本を利用する 日本からトランプ政権にTPPに振り向くように訴えてください
外務省(ワシントン大使館)から米国シンクタンク研究者や議会関係者に民主党批判
防衛力拡大提言 笹川・CSIS報告書
マルチトラック外交の重要性 基地問題 アジア安全保障