<リニア談合>「貢献度」配慮し調整 ゼネコン4社 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース


縦穴が得意とか横穴が得意ってのがあるんだね?
とうとう墓穴を掘ってしまったというオチになって欲しいものです。

もう一点
汗かきルール、あるしゅ努力が報われるわけですね。
山梨県の公務員はJR東海の下請けとして土地買収等に精を出しております。
きっと汗かきルールでご苦労様的にゼネコンやらJR東海関連の会社に天下るのでしょうね。
どうぞ退職後の再就職先に注目していてください。
何千万も退職金もらって、次はゼネコン等からまた給料ですよ。

実際、コンサルタント系に再雇用された農業土木(リニアとは関係ない)系の元公務員は
良い年収を取っていますよ。雇用しないと入札が取れないとの事で、嫌々払うわけですよ。
でも、元は公共事業費(税金)なんだよね。

高給地方公務員が地方を滅ぼすと言われる所以です。

要するにゼネコン不正と同じ構図がいたるところにあるという事。



以下記事


12/21(木) 7:30配信

毎日新聞

 リニア中央新幹線の工事を巡る談合事件で、大林組の社員が任意の事情聴取に「受注調整は『汗かきルール』に基づいて行われていた」と説明していることが捜査関係者への取材で明らかになった。各工事のために尽力した企業に優先的に受注を割り振るルールで、過去の談合事件でも同種の手口が繰り返されてきた。東京地検特捜部と公正取引委員会は受注調整を裏付ける証言とみている模様だ。

 関係者によると、受注調整を行った疑いが持たれている大手4社は、リニア関連工事の建設予定地を先行取得したり、発注者側が土地を取得できるよう地権者を説得したりして建設工事に協力してきた。

 大林組の社員は事情聴取に「土地の取得や地権者の説得に成功した社が、その土地の絡む工区の工事を優先的に受注するよう調整していた」と説明している。業界で「汗かき」と呼ばれるルールで、特捜部などは独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑を裏付ける証言とみている模様だ。

 受注調整には、他にもさまざまな事情があったとみられる。大林組などの共同企業体(JV)は4工事を受注しており、このうち2015年10月にJR東海と契約を締結した「品川駅(南工区)」(東京都港区)の工事は、大林組本社と近い「お膝元」だったことと関連するとの情報もある。

 土木工事は垂直方向に掘る「縦穴」、水平方向に掘る「横穴」があり、各社で得意分野が異なるとされ、調整に影響したという。

 「汗かきルール」は、汚水処理施設の建設工事を巡る談合事件(06年)など、過去の事件でも表面化した。【飯田憲、平塚雄太、小林直】