リニア不正受注、ゼネコン3社も聴取…東京地検 (読売新聞) - Yahoo!ニュース


読売との政界、ゼネコンの関係を考えると、鵜呑みには出来ないかなと。



12/13(水) 7:15配信

読売新聞

 大手ゼネコン「大林組」(東京)がリニア中央新幹線の建設工事を不正に受注したとされる事件で、東京地検特捜部が、大手ゼネコン「鹿島建設」「清水建設」「大成建設」(いずれも東京)の担当幹部らも任意で事情聴取していたことが関係者の話でわかった。

 「スーパーゼネコン」と呼ばれる4社は、発注済みのリニア建設工事22件の7割をほぼ均等に受注しており、特捜部は、4社の受注経緯についても調べるとみられる。

 リニア建設工事は、東京―大阪間(438キロ)を結ぶ総工費9兆円の巨大プロジェクト。2027年に東京―名古屋間の先行開業を目指し、JR東海などは15年8月以降、計22件の工事契約を締結。このうち4社を代表とする共同企業体(JV)は3〜4件ずつ計15件の工事を受注している。

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リニア中央新幹線工事の入札不正事件で、東京地検特捜部が、名古屋市内の非常口新設工事を受注した大手ゼネコン大林組と競合相手だった鹿島について、部長級以上の幹部同士のやりとりに注目し、不正があった疑いがあるとみて捜査していることが13日、関係者への取材で分かった。

JR東海社員が漏えいか=工事費情報、大林組に−リニア入札不正で聴取・東京地検

 両社の担当部長らが月1回程度、会合で同席していたことも判明。特捜部は、そうした接触が不正の温床になった可能性もあるとみて、両社の幹部から任意で事情聴取するなどして調べている。
 不正が疑われているのは名古屋市中区の「名城非常口新設工事」。事業主体のJR東海は、2015年に工事や入札の概要を明らかにした。最終的に大林組などの共同企業体(JV)と鹿島のJVが残ったが、16年に鹿島の提示額より約1割低い約90億円で大林組側が受注した。
 関係者によると、鹿島側で聴取を受けているのは東京本社営業本部の鉄道担当部長。大林組の担当者と定期的に顔を合わせる機会があった。
 特捜部は非常口の入札に関し、両社のやりとりを聴いているが、鹿島の担当部長は「相手に何を言われたか覚えていない」と答えているという。(2017/12/13-10:47)