リニア「最難関」トンネル工事現場、初めて公開 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
2017年8月 プロパガンダとしてのリニア 残土問題、環境問題にはほぼ触れず
以下記事
JR東海は23日、山梨県早川町で、2027年に東京(品川)―名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線(総延長285キロ)のうち最難関とされる南アルプストンネルの掘削工事現場を報道陣に初めて公開した。
同トンネルは山梨、静岡、長野県にまたがる25キロで、公開されたのは早川町を起点とする山梨工区(7・7キロ)の早川非常口。2015年に着工し、リニアが通るトンネル本線と地表とを結ぶ作業用トンネルを約2・6キロ掘り進めた。トンネルの掘削現場の最深部は地表から750メートルになる。年度内に本線トンネルの工事に着手する。
3000メートル級の峰が連なる南アルプスは、地層が複雑で岩盤がもろい破砕帯も潜む。同社の有江喜一郎・山梨工事事務所長は記者団に「作業員の安全と環境保全に配慮しながら着実に工事を進めたい」と語った。
JR東海は23日、リニア中央新幹線の最大の難工事区間とされる南アルプストンネル山梨工区(山梨県早川町)を公開した。最も深い場所で地表からトンネルまで1000メートルを超え、大量の地下水が流れ込む厳しい条件が予想されている。2027年の東京(品川)−名古屋間の開業に向け、17年度中に本格着工する見通しだ。
〔写真特集〕リニア新幹線
南アルプストンネルは早川町と長野県大鹿村を結び、高さ8メートル、幅13メートル、全長は25キロに及ぶ。3000メートル級の山々が連なる南アルプスを貫く難工事だ。
同社の柘植康英社長は23日に山梨県庁で報道陣の取材に応じ、「工事では予想外のことが起きるだろうが、(関係者の力を合わせて)前に進む」と語った。
今回公開されたのは、非常用通路となるトンネル。6月末に2.5キロの掘削を完了した。報道陣がトンネル内を移動する車内からは、地下水が緩やかに流れている様子が確認できた。
同社によると、現在1分間に約1.5トンの水が湧き出てくる。大規模な本体工事でどの程度の地下水が発生するかは「掘ってみないと分からない」という。(2017/08/23-19:08)
中日新聞は以下
リニアの南アルプストンネル工事を初公開 JR東海
2027年に名古屋―東京・品川間で開業を目指すリニア中央新幹線で、最難関工事とされる南アルプストンネルの内部を23日、JR東海が初めて報道陣に公開した。
同トンネルは、長野、静岡、山梨の3県にまたがる長さ約25キロで、3千メートル級の山が連なる南アルプスを東西に貫通する計画。最も深い場所は地表から1・4キロ下で、強い土圧や地下水の流出などの影響で難工事が予想される。
この日公開されたのは、開業後は非常時の乗客避難や作業用の通路になる山梨県側の「山梨工区」のトンネル約2・6キロ。同社山梨工事事務所の有江喜一郎所長は「今のところ地下水は少なく、工事は順調。27年の開業に問題なく間に合う」と話した。実際にリニアの車両が走る部分を17年度中に掘り始める方針も明かした。
JR東海によると、現場は固さの違う岩盤が交互に現れる複雑な地質。重機で開けた穴に火薬を詰めて爆破する工法で、毎日約5メートルの速度で掘り進んでいる。山梨工区では1日に10トントラック100台分の土砂を運び出しているが「観光や地域生活への大きな影響は確認されていない」とした。
南アルプストンネル工事は、未着工の静岡工区(静岡市)、今年4月に着工した長野工区(同市、長野県大鹿村)もある。
(中日新聞)
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/78370
全て記録しておきます。
トンネル湧水が毎分1.5トンとか、汚染発生土があるので仮置き場が作られていることなどは、曖昧にしたり記事には書かない。
一般の人々はリニア問題を論じているネット記事などは読まないので、マスコミ記事を読むだけでリニア事業を推進する今だけ金だけ自分だけの人々に同調する。
様々な政治社会事象について、太平洋戦争緒戦の勝利で沸き立った後の悲惨さと同じ状況を想定できるような力を国民に与えるには、情報技術も役立つと考えていた自分の愚かさにも、そろそろ嫌気がさしてきた