図書館本

2017年7月の都議会議員選挙の前に出版されています。
ご存知の様に自民党の大敗、都民ファーストの大躍進

読み終えて感じたのは、議会や政治あるいは行政というのは誰のためにあるのかな?
税金は誰のために払っているんだろう?
そして、都議会の様な状況はきっと全国どこも多かれ少なかれ同じなんでしょうね。

備忘録メモ
都議会のドン 知事も行政もドンの意を借りて事を進める (この辺の利権構造は上杉隆さんも書いてますね)
都庁記者クラブの怠慢と癒着(国と同じ構図ですね)調査報道でなく発表報道メイン
予算の議会復活枠(政党復活枠)200億円
公用車問題(舛添さんや、議長、幹事長にも高級車)
都のホームページ 局ごとに異なる
予算執行率重視で予算の無駄遣い
天下り外郭団体
実質非公開の審議会・協議会という有識者会議
五輪組織員会 猪瀬知事、森元首相の組織委員会会長就任反対 その直後に徳洲会事件 知事辞任
黒字なのの借金 公債 建設公債 累積9兆円
監理団体(都の出資率が高い)への天下り
シルバーパス 補助金170億円 使用頻度や目的の調査無し

東京都の闇を暴く (新潮新書)
音喜多 駿
新潮社
2017-03-16