図書館本

期待以上に面白かった。
日経ウーマンオンラインの連載を加筆修正。

「草食男子」という言葉を創り出した深澤さん。
本当のは意味は、ガツガツしない若い男性のほめ言葉であったけど、なぜか、違う意味に用いられているのが残念ですね。

本書では深澤さんの生き様をこれでもかという感じで綴っていていて好感が持てる。
例えば「女の武器」に関する考察では、使える人は使えば良い、ただ、他の武器も持つべきだという。
女の武器は単なる男の機嫌を取るだけに使うなと。
そして女の武器を女にも使う様になろうと。

最終章は古市憲寿との対談。先日小沢一郎さんに失礼な発言があって叩かれていましたね(笑)
男オンチの古市氏と女オンチの深澤さんの対談が非常に面白い。
若くして、一応成功者としてメディアに出る古市氏の深層心理が分かるように思う。
深澤さんのコメントの引き出し方が上手です。
齋藤美奈子さんのマネージメントをしているのが深澤さんの会社だと対談で分かりました。
http://www.tact-planning.com/

女オンチが日本を男女平等に導くのではないだろうかと思う。