想像を遥かに超えていたリニア新幹線の乗り心地:日経ビジネスオンライン


原発広告と同じですね。
巨大広告主であるJR東海が全てアレンジして記者に書かせる。
自費(社費)で取材してますか?

以下記事

東海旅客鉄道(JR東海)のリニア中央新幹線計画。政府が事業計画の後押しとなる長期低利融資を打ち出したことで、大阪までの延伸時期が、現行の2045年から、最大で8年前倒しされる見通しとなった。実現すれば、単なる移動手段としてだけではなく、経済活動や町づくり、人々のライフスタイルにも大きな影響を与えるリニア。だが肝心の乗り心地はいかなるものか。試乗する機会があったので報告したい。

山梨県、JR大月駅から車で10分ほどののどかな田園風景が広がるリニアの開発・実験線。ここでJR東海が先月開いた報道関係者向けの試乗イベントに記者は参加した。実験線といっても、十分な設備が整っており、東京(品川)〜名古屋を結ぶ商業路線286キロメートルの一部としてリニア開業後もそのまま使われる。

品川〜名古屋が最短40分で到達

 まずリニア新幹線がどんな計画なのか簡単に整理したい。東京の始発駅は品川。品川〜名古屋間が2027年に開業し、その後、大阪まで延伸する。時期は冒頭に記した通り、想定よりも早まりそうだ。現在の東海道新幹線が海沿いを多く走るのに対し、スピード重視のリニア新幹線はほぼ直線ルートを採用したのが特徴だ。半面、中央アルプスなど山間部の通過を余儀なくされ、今後大規模で難易度の高い土木工事が本格化する。総額9兆円とされる国内屈指の大型プロジェクトだ。

 リニア新幹線が営業運転する際の時速は500キロメートルと、東海道新幹線の最高時速の285キロメートルを凌駕する。さらに直線ルートということもあり、品川〜名古屋を40分で結ぶ。現在の半分以下の時間で着くことになる。品川〜大阪は67分で、羽田〜伊丹などの航空路線に対する競争力が大幅に高まりそうだ。

リニア走行、ほぼ無振動

 試乗の話に戻ると、報道陣はJR東海の担当者に引率され、リニア新幹線へと案内された。ブルー基調の座席シートなど、車内の第一印象はほぼ現在の新幹線そのまま。現在の新幹線は通路を挟んで左右が3席、2隻という配置だが、リニアでは各2席ずつとなっているくらいだ。そして車内では「ご搭乗ありがとうございます」といったアナウンスが流れた。まるで飛行機だ。

乗車後、間もなく出発。リニア走行に移行するまでは車輪での走行となる。当たり前かもしれないが、ガタガタとした揺れを感じた。しばらくすると車内に掲示されたモニターに映る速度はぐんぐん上がり、約150キロメートルに到達。すると車輪が格納され、いよいよリニア走行が始まった。この車輪からリニアに変わる瞬間、大げさでなく、乗り心地が一変した。ふわっと浮き上がったのが感じられ、振動がほぼ収まったからだ。

 この記事を書いている今、出張で記者はたまたま東海道新幹線に乗っているが、リニアよりも低速にもかかわらず、小刻みに上下に揺れている。日本が誇る新幹線とはいえ、リニアと比べてしまうと、リニアの方が体への負担も少なそうだ。

 リニア走行が始まり、さらに加速が続いた。最終的に約500キロメートルという時速が表示された。手元の時計では発車してから3分ほどで500キロメートルに達した。所詮、実験線は全長43キロメートル弱に過ぎないため、この500キロメートルという最速を体感したのはそう長い時間ではなかったが、実験線を往復することで、多少なりともどのような乗り心地か分かった。JR東海では一般向けの体験乗車イベントも時折開いており、興味のある人は公式ホームページなどで確認してほしい。

 リニアはルート設計上、全長の8割強をトンネルが占める。のんびりと車窓の風景を眺めたり、旅情に浸る期待はあまり持たない方がよいだろう。実験線もほとんどがトンネルで、外が見えず、流れゆく景色との対比でそのスピードを味わうことはできなかった。モニター表示が頼りでやや味気ないといえば味気ない。その辺は割り切りが必要だ。

記者は数年前まで転勤で名古屋に住んでいた。東海道新幹線を使って名古屋〜東京をしばしば往復していたが、移動はそれなりに面倒だった。時間がかかり、どうしても次第に体も凝ってくる。リニア新幹線が完成すればそれも過去の話となるだろう。東海道新幹線は観光、地域の足としての役割を強める一方、リニアはビジネスや基幹交通として発展していく、そんな将来がすぐそこまできている。



記者さんも読書しましょうね。