地方建設専門紙の会


果たして、農業のための事業はどれ? 農家の方のための事業?

儲かるのは誰?

農業土木ムラがここにもありました。
コンサルタントに天下っている県庁職員さんの活躍ですね。



【山梨】農地や農道整備推進/農山漁村地域整備計画


 県耕地課は、農山漁村地域整備交付金を活用して実施する「農山漁村地域整備計画」の2期計画を策定した。2015年度から19年度までの5年間で、農地整備事業や農道整備事業などを推進する。5年間の事業費は関連事業を含めて469億円。16年度からの新規事業は、4市町村の農業集落排水事業。
 農山漁村地域整備計画は、農業生産性の安定と魅力ある農村づくりに資する基盤整備を行うもの。県では同計画を10年度から実施していたが、15年度からの5年間を対象に2期計画として策定した。
 対象事業は、農地整備7地区、水利施設整備1地区、地域用水環境整備3地区、農業集落排水4地区、農村集落基盤再編・整備17地区、農地環境整備10地区、農道整備2地区。事業費合計は233億2499万1000円。
 関連事業は、農業競争力強化基盤整備18地区、農業基盤整備促進2地区、農村地域防災減災17地区。関連事業の事業費は合計236億2145万2000円。
 対象事業と関連事業を合わせた全体事業費は469億4644万3000円。
 主な対象事業は、農地整備で大野寺地区(笛吹市)の区画整理(3・4h)などを、水利施設整備で朝穂堰地区(韮崎市、北杜市)の農業用用排水施設一式(事業費4億4000万円)など。
 市町村では、16年度からの事業として農業集落排水事業に市川三郷町、富士川町、小菅村、中央市が着手する。
 関連事業では、区画整理や農業用用排水施設整備などを推進する。

追加 こんなのもね

山梨】県県土整備部、補正案に68億円公共事業費追加

 県県土整備部は、2015年度2月補正予算案の概要を県議会土木森林環境委員会に説明した。公共事業費(災害復旧費、国直轄負担金を含む)は、通常分が17億2487万2000円の減額、防災・減災対策分が68億2991万5000円の増額で、合計51億504万3000円の増額。
 15年度の既定の公共事業費386億4385万7000円と合計すると、437億4890万円となった。
 前年度の2月補正予算を加えた公共事業費は389億6464万3000円で、それと比べると12・3%増となった。
 公共事業費を含む県土整備部の補正額は48億9779万7000円の増額。国の地方創生加速化交付金や補正予算に伴う公共事業費、職員給与の改定所要額などを補正した。