マネー・ショート 華麗なる大逆転 (米) | シネマチャート - 週刊文春WEB
ハノイー羽田 機内映画
サブプライムローン破たんを見抜いていたヒトの話。
まさに金融工学という「無限」を想定して金儲けに興じる人々がいる社会。
そして、いつも一番の被害者は普通の一般のズル賢くない市民なのだろう。
リーマンショック、その結末は公的資金導入でウォール街を守り、1%と99%の社会での
中間層を減らしている。
2016年 大統領選挙予備選 まさにジャイアンの国アメリカという帝国が崩れていく予兆だと
思うのだが、、、、
〈あらすじ〉
好景気に沸く2005年、金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベール)は、住宅ローン市場の崩壊を予想し、投資銀行と「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という契約を結ぶ。狙いは、サブプライム・ローンが破綻した時に支払われる一億ドルの保険金だ。ヘッジファンド・マネージャーのマーク(スティーヴ・カレル)は、返済能力のない人にも住宅ローンを簡単に組ませる大手銀行に怒りと不信感を募らせていた。マイケルの戦略を察知した銀行家のジャレド(ライアン・ゴズリング)は、大手銀行に一泡吹かせるために、マークにCDSの購入を勧める。第一線を退いた伝説のトレーダーのベン(ブラッド・ピット)もまた、市場崩壊の予兆に気づく。
〈解説〉
2008年のリーマンショックを予測した異端のトレーダー4人を描く、アダム・マッケイ脚本・監督作品。130分。