アセス法改正への提言|日本自然保護協会〜NACS-J - THE NATURE CONSERVATION SOCIETY OF JAPAN
環境アセスメントが本当に日本や世界の自然のためになるために。
リニア新幹線を許可する様なアクセス方であれば日本は滅びるのでしょう。
提言1.政策・事業の立案・計画段階での環境影響評価制度である戦略的環境アセスメント法を制定する。
提言2.大規模災害後の復旧・復興事業に関する環境影響評価制度を制定する。
提言3.環境影響評価法の対象事業を拡大して、すべての開発事業で生物多様性に配慮したスクリーニングを行うこと。
提言4.環境影響評価の手続き中に計画変更があった場合における、方法書段階に戻る手続きのやり直し規定を設ける。
提言5.環境影響評価手続き終了後の「軽微な」計画変更の環境省への通知を義務化し、通知を受けた環境省は、環境への影響の度合いに応じて事業者を適切に指導する。
提言6. 環境影響評価書に有効期限を設ける。
提言7.住民参加、情報公開をさらに進める。
提言8. 影響を回避することのできた自然環境の保護を担保する措置を設ける。
提言9.希少動植物種の事前調査が環境を攪乱しない仕組みが必要である。
提言10.環境保全措置等の事後評価のための第三者による監視委員会の設置と、その公開を義務付ける。
提言11. 環境影響評価図書は環境省図書館への納入を義務付け、希望する国民が二次利用できるようにする。
提言12.耐用年数を迎えた構造物を撤去する際のアセスメント規定を設ける。
提言13.環境影響評価における「人と自然との豊かなふれあい」に関する評価を充実する。
提言14.団体訴権を法に位置付け、不服申し立て制度を構築する。
提言15. 法第33条を改正し、免許等に係る環境の保全の配慮についての審査の際には許認可権限を持つ主務大臣は、環境大臣の意見を聞くことを義務づけ、環境への配慮が確実に履行されるようにするべきである。