図書館本

最近対談の新書多いですね。まあいいんだけど。

日本発だけの情報やニュースに馴染んでいると世界の常識やリアルな動静が分からなくなることが
良く分かる一冊

相変わらず佐藤さんの宗教宗派から考察するイスラムと中東関係は深くて難しいです。でも重要なんだよね。
ざっくりサマリーすると、民族と宗教は切っても切れない繋がり、欧州問題、中東問題、そして東アジアと中国。
中国の中の緒問題、弱体化するアメリカ。

備忘録的メモ
21世紀の戦争において、個別的自衛権と集団的自衛権を区別して対応するのは無理
公明党信者と自民党信者で異なる閣議決定文書の読み方
アルジャジーラはサウジアラビア批判をしない(広告が入らなくなる)
ロンドンのエスコートクラブとイスラムの関係性(一時婚システムの悪用?)
サウジアラビア=サウド家の土地 我々が勝手に国家と呼んでいる
日本対朝鮮 一対一の戦争はなかった。 いつも中朝連合軍
エマニュエル・トッド「移民の運命」 相続が兄弟間で平等な国(フランスのバリ盆地と地中海沿岸のヨーロッパ)だけに民主主義は成立する。 アメリカは白人だけの民主主義
息が詰まる日本のネット空間 民主主義の進み過ぎ 自由主義の危機
どの国でもスパイの情報源の98%か99%は実は公開情報
信用出来そうだと思う人のものを読んで、基本的にその上に乗っかる。その上で「これは違う」と思ったら乗っかる先を変える。
北朝鮮情報は「ネナラ(日本語サイト)」 韓国は中央日報と朝鮮日報
新帝国主義 植民地支配はしない(コスト高)帝国主義
パレスチ問題が未解決な理由 流血の不足(誤解を恐れずに指摘)
軍事エリートと政治エリートのトップから馬鹿を排除する