図書館本 これ読んでませんでした。いま、会いにゆきますの次の作品なんですね。

野生時代に掲載された3篇 
 ぼくの手はきみのために
 透明な軌道
 黄昏の谷

市川ワールドですね。

儚さと弱さの中に湧きだす純粋のテキスト

貧しさ、体の弱さ、でも壊れそうで壊れない心

ほのぼのと、時に辛く、時にほっこり暖かい幸福感

安保戦争法案という「戦争という仕事」を作りだそうとしている日本を見ながら
読んだ一冊




ぼくの手はきみのために
市川 拓司
角川書店
2007-02-28