正満氏の功績紹介 | 海老名 | タウンニュース
ミヤベイワナの命名者でもある。そしてその宮部博士は大島校長の友人
これは休暇を取っても行かねばです。
海老名市民活動センター・ビナレッジで6月26日(金)、大島正満氏の没後50周年の記念講演会が行われる。
大島正満氏は海老名市内の名家・大島家のひとりで、クラーク博士の「Boys, be ambitious」を「少年よ大志を抱け」と訳した大島正健の長男。動物学者として知られる正満氏は台湾に渡り、白蟻や毒蛇、淡水魚の研究を行った。20数種類もの淡水魚の新種を発見し、「台湾淡水魚の父」と呼ばれ、台湾淡水魚の早期研究において最大の貢献をした学者と称されているという。また発見したひとつで絶命危惧種にあったタイワンマスは台湾の紙幣に使われている。
この講演会は正満氏の八男にあたる大島智夫さんが企画。海源寺に墓があることから、海老名市内での開催を決定した。智夫さんは「全国の魚類学者や動物学者らから反応があり、根強く隠れた人気に驚いています。この機会に海老名の方たちに知って頂ければ」と話している。
当日は、正満氏の過去を振り返る講演が行われるほか、著者や実験ノートなども展示される。
時間は午後3時から5時までで参加費は千円。参加申込みは【携帯電話】090・6494・4986へ。