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当然、オリジナルの翻訳本を読むほどの脳みそも無いし、経済学の知識も無い。
テレビの白熱教室で、r>g の事をピケティ教授が説明していて、面白いと思ったので読んでみました。
r=資本収益率、資本に占める資本所得の比率
g=経済成長率 所得の伸び率

持てる者と持たざる者の格差が広がる原因、そしてその解決方法。

本書に登場する図表はすべて、こちらにあるとのこと。
http://cruel.org/books/capital21c/

メモ
格差是正対策としてインフレも効果があるが、資産課税の方が優れている。
三面等価: 生産面、分配面、支出面
戦争と恐慌という有事の際だけg>r
rはつねねGDP成長率gに勝るため、放っておけば格差は拡大し続ける
r>gの補強データ
 資本/所得比率(国民総所得に対する資本の比率)  所得格差(トップ1%の所得比率)  資本格差(トップ1%および10%の資本比率)
累進性の高い税率こそが格差縮小のカギ、そのための国際協調の必要性
グネッツ(ノーベル経済学賞)の理論を覆した