想田監督の観察映画第5弾との事

「精神」「peace」「選挙」は見せていただいています。

選挙と選挙2の違いを噛み締めると日本の選挙というシステムの問題点が見えてくる。

そして想田監督の「熱狂なきファシズム」でも明らかだが、日本の民主主義の根幹が憲法改正の動きで
危うくなっている。

わずかな希望?は山さんは落選してしまったけど、山さん以上に費用と使わないで(4万円だけ)トップ当選した方がいることだろうか。特典映像の方にも出てきます。

メディアが自主規制を始めると、報道しない自由がまかり通る。それを想田さんは危惧している。
想田さんらが、イスラム国の事件を機に発表した翼賛体制構築に抗するという「声明」だろう。2015年2月2日

備忘録的に、想田さんが考える観察映画とは。(熱狂なきファシズムより)

観察映画についての覚書
事前準備は最小限
撮影では「球をよく観る」
撮影は少人数で行う
世界の構造をつかむ
編集でもテーマを設定しない
観察映画はガイドなしの旅
観客に「観ること」を迫る
観察映画は観客を信頼する
観客はバッター
観察映画は「窓枠」を提示する
観察映画は追体験の装置
観察映画は報道ではない
観察映画は客観的真実を描かない
観察映画は体験記
観察映画は主観の産物
フィクションとの違い
観察映画に」メッセージ」はない
観察映画はグレーの濃淡を描く
観察映画は世界観を揺さぶる
観察は理解・肯定への第一歩
 ナレーション、音楽はない
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2015-01-31

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