3.11以前から教授(坂本さん)は原子力(核)に不安を持ち、活動をしていた。
六ヶ所村での使用済み核燃料再処理工場への危機感「ストップ、ロッカショ」


東京新聞への紙面刷新や意見を聞く為に教授を呼び、スタッフたちと真摯な議論をしていく。
そんな記録。
最後は村上龍、内田樹、國分功一郎、津田大介、堀潤各氏によるメディアへの提言を短くまとめている。

備忘録的メモ
福島の話だ、新潟の話だと考える東京都民
坂本家(父は編集者の坂本一亀)では朝日新聞と東京新聞を購読していた。
節電で暗くなった、ではなく、暗くなってこういう良いことがあったと報じる必要性
深刻の問題をしかめっつらで言われると人は心を閉じる
二つの意見があれば、人は信じたい方を信じる
セクト(分派)主義でやっていけるうちは、まだ平和



目次
第1章 坂本龍一さんと記者の「白熱討論」(坂本さんが、やってきた
「左翼」とくくられない工夫を ほか)
第2章 「伝える」を深める(深刻な問題をしかめっ面で言われると、人は心を閉ざす
「正しいことを言ってるんだから聞けよ」という言い方ではダメ ほか)
第3章 「白熱討論」をするまでと、それから(紙面刷新検討チームの結成
「ダメもと」の交渉 ほか)
第4章 「メディアに求めるもの」5人の提言(格差を伴う多様性に対応を(村上龍(作家))
自らの発するノイズに気づけ(内田樹(思想家)) ほか)